ダイエットをはじめてみなさんがまず知りたいことって、どのくらいで成果が現れて、私はどれだけ頑張れば良いのだろうか。
先の見えないダイエットは精神的にも大変しんどく、筋トレを継続するモチベーションにもなりませんよね。
大体どのくらいのトレーニングをどのくらいの期間行ったら効果がで始めるのか知ることができれば、きっと筋トレのスイッチも入り、やる気も変わってくるでしょう。
本記事はあなたのモチベーションアップのために、少しでもお手伝いできる内容をお届けできるよう、ポイントをお話していきます。
筋トレのダイエット効果は?痩せるまでの期間はどのくらい?
筋トレだけで痩せるには、個人差があります。
一般的には、適切なトレーニングと食事管理を続けることで、1ヶ月から数ヶ月で効果が現れ始めることがあります。
ただし、個人の体質やトレーニング時間や強度、食事内容等により、かかる期間は異なります。
ダイエット成功させるためには、継続することが重要ですので、いかに身体に無理なく、効率の良いトレーニングを行えるかが大切です。
とはいえ、それでは結局私はどのくらいかかるの?と疑問が残ったままですよね。
早い方ですと、2週間くらいで効果を感じることができる方がいるようですが、おおよその目安として、1ヶ月から3ヶ月かかるといっていいでしょう。
体重が減り始めるのは、コツコツ週2・3日のトレーニングを継続して行い、1か月ほど経過した頃です。
良くお客様から言われますが、筋トレを始めた最初の頃というのは、あまり体重の変化は見られません。
増える事さえあるのです。
その理由は、筋肉に水分を引き込み、溜めこむから。
そして、筋肉量が増えていくことで、筋肉は脂肪よりも密度が高いため、同じ重さでも体積が小さくなります。
そのため、体重が増えても見た目はどんどん引き締まりスリムになっていきます。
また、筋トレによって基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすくなるため、短期的にではなく、継続することで、体重が後から減少することが期待できます。
ですので、体重が増えたとしてもあまり心配する必要はありませんよ。
筋トレでダイエット効果を上げる方法は?
筋トレをしていく中で、何かダイエット効果を高め、ダイエットを加速させてくれるような方法があるのなら、知りたくはありませんか?
これから、いくつか方法をお伝えしますね。
有酸素運動を取り入れる
筋トレとの組み合わせトレーニングとして有酸素運動を取り入れる。
筋肉量を落とさずに、脂肪を落としたい場合は、筋トレを先に行った後に有酸素運動をするのがおすすめです。
有酸素運動を組み合わせることが良い理由として、筋トレをすることで脂肪を分解する働きのアドレナリンや成長ホルモンが分泌されます。
このホルモンが分泌された状態で有酸素運動を行うことで、効率よく脂肪を燃焼することができます。
そのため、脂肪を燃焼させたい場合は、筋トレを先に行ってから有酸素運動を行うことがおすすめです。
このように、筋トレによって基礎代謝が高まり、脂肪を燃焼しやすい身体になると、有酸素運動を行うときのエネルギー消費量が増えるので、より多くの脂肪を燃焼することができるようになるのです。
食事の見直し・食べ方
まず、痩せるための手段として、食事に目を向けて食事制限に取り組む方は多いと思います。
その中で制限しようと考えている方に、私がお勧めしたいことは、「食べて痩せましょう」です。
食べないダイエットは健康面で見ると長期的に考えたら、筋肉の減少や体調不良、リバウンドの可能性大、といったデメリットが大きすぎます。
過度な食事制限をして一時的に体重は減ったとしても、筋肉が減り、食事を戻したらすぐにリバウンドしやすい身体になってしまったら全て水の泡。
筋トレを継続して行い、食事と両面からアプローチをすることで、筋量を増やし、代謝を上げてあげることが重要です。
食事8割、筋トレ2割なんて言われていますが、食べないで痩せるのではなく、食べて痩せることで、筋肉がつきやすく、無理なく健康的に痩せることが出来ます。
食事の量だけでなく、内容にも気を配ることで、筋トレの効果を高めることができます。
筋トレを行うと、筋繊維に傷がつき、筋肉が回復する過程で筋肉が太く成長します。
筋肉の材料になるタンパク質や、筋肉の合成を支えるビタミン類を意識的に摂取することで、筋力アップの効果が期待できます。
逆に言ってしまえば、どんなに筋トレを頑張っても、栄養が取れていないと、筋肉は十分に修復されないので、強くなりませんし、疲労の蓄積で、継続困難になってしまう可能性もありますので、それでは本末転倒。
筋トレと食事のバランスを考え、量や内容をコントロールし、筋トレなどの運動を併用してダイエットを目指しましょう。
休息
休息もダイエットのためにとても重要なトレーニングの一つです。
心と身体を休めることは、また明日からのダイエットを頑張るためにとても大事なことです。
休息日なしでは、筋肉が休まらず、筋肉の成長の妨げになってしまうため、筋力アップを期待することができません。
筋肉の回復がされず、筋肉がつかないということは、ダイエット効果を望んでも、代謝を高められず、脂肪燃焼効果も上がらないので、なかなか効果が現れない!なんてことも。
効率良く、最大限の筋トレパフォーマンスを発揮するためにも、ダイエットに焦り、休息なしで身体を追い込むことは決して近道とは言えません。
遠回りになってしまう前に、適度な休息を設けて、思い切って完全OFFを作ってみたらいかがですか?
心も身体もリフレッシュし、更にトレーニングを頑張れるようになるかもしれませんよ。
参考:大正製薬「筋トレ効果を高める食事メニューや栄養・摂取法とは?」
筋トレのダイエット効果が出てきたサイン・目安
ダイエットを始め、健康的に痩せていくためにはどうしても、1日2日の頑張りだけでは難しく、ある程度長期的に見ていただく必要があります。
筋トレでダイエットに励むあなたが、モチベーションを高く保ち、更に継続して頑張ろうと思えるために、これから紹介する自分の身体に現れる「痩せ始めのサイン」を見逃さないでほしいのです。
そのサインというのが、以下のような兆候が見られます。
・脂肪が柔らかくなってくる。 ・むくみ改善。 ・汗をかきやすくなる。 ・便通改善。 ・冷え性改善。 ・肌質の改善。 ・睡眠の質が向上。 ・味覚の変化。 |
など、これらのような兆候が現れ始めるとあなたの身体にダイエットスイッチが完全にONになり、見た目や体重に変化がで始める準備が整ったと思って良いでしょう。
ですから、このサインを見逃してしまっていることで、挫折してしまう人は大変多いです。
せっかくもう少しで目に見えた変化を感じられるようになるところを、変化が出ないからと辞めてしまったらものすごくもったいないのです。
決して焦らず、継続して自分の頑張りによる身体に現れるサインをお楽しみください。
参考:バウム美容外科「ダイエット方法で体重が減り始める時期には差がある!傾向を紹介」
ダイエットを始めて痩せ始めるタイミングってあるの?
年齢によって違う?
痩せるタイミングや時期は年齢により変わることがあります。
年齢別に以下の特徴が挙げられます。
20代
筋肉量もあり、代謝が高く、運動や食事制限の効果が現れやすい年代です。
筋肉もつきやすく、落ちにくいため、生活習慣の見直しや、トレーニングの仕方を改善するだけで、効果が期待できます。
30代
しっかり動いていた生活から少し遠ざかり始め、基礎代謝が少しずつ低下し始めるため、20代と同じようには行かなくなってくることも。
筋トレを取り入れ、基礎代謝を落とさないためにも、筋肉の維持が大事になってくる年代です。
40代
40代になると、更に基礎代謝は落ち、痩せにくくなってきます。
特に女性はホルモンバランスの変化が影響するため、更に痩せづらくなることも。
男女ともに、ストレスを溜めずに、規則正しい生活の中で、トレーニングをする習慣を作ることで、時間をうまく作りながら、すぐに結果を求めずゆっくり結果を出していきましょう。
50代
筋肉の減少や、代謝の低下、そして、生活習慣病など様々な問題と向き合わなければならない年代です。
過度なトレーニングや食事制限はせずに、適度な筋トレや食事、規則正しい生活を心がけることで、健康のためにトレーニングをすることが、健康維持や長期的に見ると、ダイエットにも結びついていきます。
痩せやすい部位・痩せにくい部位
痩せやすい部位は、個人差があり、骨格タイプによっても変わってきます。
痩せやすい部位としては、胴体部から離れた、脚や腕といった末端の方が痩せやすいです。
もっとも、触って貰えばわかりますが、末端へいくに従って、皮膚の厚みというのは薄くなっていますよね。
ですので、胴体部から離れた場所の方が、変化を感じられやすいでしょう。
逆に痩せにくい部位は、残念ながらお察しの通り、一番痩せたい部位のお腹周りです。
内臓脂肪がたまりやすく、特に男性の場合は脂肪がつきやすい部位です。
これらの部位に焦点を当てたトレーニングや食事管理を行うことで、効果的にダイエットを進めることができます。
男性と女性で違う?
男女でダイエットによる効果の出やすさが異なることはご存知でしたか?
男女で痩せる順番が異なる理由は、男性と女性のつきやすい脂肪の種類や身体構造、代謝率、ホルモンバランスなどが異なるためです。
男性の方が内臓脂肪がつきやすく、女性の方が皮下脂肪がつきやすい傾向があります。
皮下脂肪の方が、内臓脂肪より落ちにくい傾向にあるため、女性の方がお腹周りのお肉が落ちづらいと言えます。
同じように、筋トレに励んでも、男性は女性よりも筋肉量が多く、基礎代謝率が高い傾向がありますので、男性は筋トレを行うことで女性より比較的早く脂肪を燃焼しやすくなります。
一方、女性は男性よりも脂肪が多く、基礎代謝率が低い傾向があります。
女性はホルモンの影響を受けやすいため、特に月経周期などの影響で体重が変動しやすいこともあります。
そのため、女性は食事や運動など、男性と同じ方法で痩せようとしても、体調を崩しやすくなってしまうため、時には違ったアプローチ方法で取り組むようにして下さいね。
筋トレがもたらすダイエット効果や、オススメな理由
筋トレは筋肉量を増やし、基礎代謝+活動代謝を上げることができるため、継続して行なっていくと、消費カロリーの増大に伴い、ダイエットが成功しやすくなるだけでなく、あなたの身体に筋肉という財産が残りますので、見た目や、姿勢が劇的に良くなり、周りからの印象も変わって、自分に自信が持てるでしょう。
基礎代謝とは、私たちが普段何もせずにじっとしているだけでも自然に消費されるエネルギーのことです。
一般的に成人の男女で、1日のおよそ
・成人女性で、1,200kcal。 ・成人男性で1,500kcal。 |
筋トレをし、筋肉量を増やすということは、筋肉が身体を動かすためのエンジンの役割とするなら、筋肉量が多いほど基礎代謝が上がり、基礎代謝が上がることで、座っているときや寝ているときなど、何もしていない状態でもエネルギーを消費できるようになるため、1日の消費カロリー量を増やすことができます。
また、筋トレをすると成長ホルモンが分泌され、中性脂肪の分解を促す作用も期待できます。
基礎代謝を高めることに繋がるため、筋トレはダイエットに欠かせない大切な要素と言えます。
また、血流の流れも良くなり、冷え性の改善や、血糖値の改善も十分に見込めることから、身体的変化や健康的な生活を送るためにも日、是非日常生活に取り入れることで、筋トレの継続はこれからのあなたの人生を大きく変えてくれるでしょう。
ダイエットでなかなか成果が現れないのはなぜ?
ダイエットに励むも、なかなか効果が現れずに、嫌になってしまい原因がわからないまま挫折なんてことも。
そうならないためにも、考えられる原因をいくつかピックアップしていきます。
食生活の乱れ
ダイエット生活が始まり、想像以上に難しく、鍵を握っているのが食事面。
今までの生活に筋トレを取り入れただけでも、疲労やストレスで過食になってしまったり、筋トレしているから大丈夫でしょ!とご褒美感覚で全然制限できないまま、日数だけ経っていく。
これはダイエットの初心者あるあるではないでしょうか。
トレーニングしているからいいやと、食事の内容を気にせずにオーバーカロリーを続けていたら、どんなに筋トレを頑張っても痩せません。
過度な食事制限をする必要はありませんが、食べる量、時間帯、バランスの3つを十分注意して下さいね。
付き合いや、食事でストレス発散、週1回のご褒美、というならいいと思いますよ。
ただ、安定した食生活が大事ですので、コントロールできるようにしたいですね。
数字しか見えていない
あなたが変えたいのは、見た目ですか?数字ですか?
一旦、体重計に乗るのをやめてみるのも手ですよ。
数字=痩せた・太った、になってしまう気持ちはものすごくわかります。
しかし、数字を表示しながら街を歩くわけではありませんよね。
数字を気にすることは、ひとつの目安や、目標として大事ですが、それでストレスを抱えてしまったり、「変化が出ない」「少し増えた」「あんなに頑張ったのに」「もっと食事減らさないといけないの」となってしまう方がものすごく多すぎるのが現状です。
あなただけではなく、多くの方が同じ状態を経験しています。
最初から数字にこだわりすぎずに、まずは見た目が理想に近づいているかどうかを日々チェックしてみましょう。
小見出し:自分に合ったトレーニングができていない
自分に合っていないトレーニングは身体に負担がかかり、怪我のリスクを高めます。
また、よくあるミスは、自分のレベルを把握できておらず、例えばお友達やSNSでやっているメニューを行えば自分も同じような結果が出ると、かなり無理してトレーニングしてしまうケースです。
参考にすることはとても良いことですし、たくさんお友達にアドバイスをもらえる環境も大事です。
ただ、必ずしも全ての人に当てはまるわけではないということだけ、頭に入れておきましょう。
正しいフォームで行わないと、怪我もしますし、効かせたい場所に効果が現れません。
ですから、もちろんダイエットだってうまくいく保証はありません。
一度専門家に相談したり、フォームを見てもらうことで、解決することも多いと思いますよ。
短期で結果を出そうとしてしまう
ダイエットを始めると、早く効果を得るために、自身のキャパを超えた筋トレや食事制限をしてしまう場合があります。
また、休息を取らずに、毎日ハードなトレーニングを行ってしまうことも。
しかし、それだと最初は「辛いけど頑張らなきゃ」だったのが、「辛いし、成果出ないし嫌だ」と嫌気がさしてきてしまい、継続ができない可能性が高いです。
ですので、短期間で結果を出そうとしてしまうと、どうしても心や身体に負担がかかりすぎてしまい、結果継続できずにダイエット失敗となってしまいます。
最初のうちは、リズムをつかむためにも、決して無理せずに、少し足りないくらいでも構いませんので、まずは継続を目標にしてみましょう。
まとめ
ダイエットで効果を感じるには、筋トレや食事、生活習慣の見直しが重要となりそうですね。
おおよその目安として1ヶ月〜3ヶ月と冒頭で言いましたが、できるだけ無理なく、継続できることを第一にトレーニングに励んでくださいね。
できることはたくさんありますので、あなたに合った方法を見つけて、数ヶ月後の変わった自分を想像して、頑張っていきましょう。